ブリーチの主成分は、過酸化水素
ブリーチは、毛髪のメラニンを酸化分解して色を抜きます。主成分は過酸化水素で、油分や界面活性剤を配合。
パーマと同じく2剤形式が多く、1剤はアルカリ剤、2剤は過酸化水素水で、使用時に混ぜます。
さらに、脱色を促進する薬剤が加えられている場合もあります。アレルギーや刺激が強いので、必ずパッチテストを必要とする製品です。
化膿菌が死滅するほどの高濃度
過酸化水素は35%と、かなり高い濃度のものが使われています。
15%濃度で、1分後に化膿菌が死滅するなど、濃度が高いものは殺菌力も強いようです。
35%の過酸化水素が主成分のブリーチ剤は、皮膚への刺激作用がたいへん心配です。
また、光を当てたり強く振り動かすと分解しやすく、不安定です。このため、安定剤が加えられ、アルカリ剤と接触すると、激しく泡立って分解します。
使用時には、目に入らないように注意する。もし入ったらすぐ水で洗い流す。傷があるところには使用しないなど、注意が必要です。
かぶれを起こしやすい成分について
D社 ブリーチ−かぶれを起こしやすい成分−
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(1剤)塩化セチルトリメチルアンモニウム |
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(界面活性剤) |
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パラベン |
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(殺菌防腐剤) |
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香料 |
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(2剤)プロピレングリコール |
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(保湿剤) |
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パラベン |
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(殺菌防腐剤) |
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